子供に豊かな人生を。非認知能力の重要性

定額制おもちゃレンタルサービスTOYBOX今回の記事は「非認知能力」。世界でも注目されている能力の重要性について紹介します。お子様との接し方にもぜひ参考にしてみて下さい。

 

■センター試験が変わる!

2020年度、これまで長く運用されてきたセンター試験が廃止され全く別の試験が開始されます。一言で表現すると「暗記」メインだった出題傾向から「考える力」が求められるようになるのです。

 

 

■18世紀の人々が一生を通じて接した情報量はニューヨークタイムズ1週間分

情報社会学の専門家の間ではこのように例えられるほど現代の人間が扱う情報の量は膨大になっています。過去において暗記する力が必要とされていたのはコンピュータが存在しなかったためです。しかしコンピュータが開発され発達しスマートフォンが普及した現在では、情報のインプットは最低限でよく、むしろ情報へのアクセス能力が求められます。

 

■求められる能力

今後は暗記主体の能力から情報を収集する能力、情報を分析する能力、分析した情報を元に策定した解決策を仲間と実行する能力、このようなことが求められる時代になっていくのです。

 

■非認知能力とは

皆さん「非認知能力」という言葉を聞いたことがありますか?

最近、テレビやネットニュースでもたびたび取り上げられ、世界の教育界で注目されています。非認知能力とはどのようなものを指すのでしょうか?

 

・意欲

・やりぬく力

・協調性

・忍耐力

・自制心

・創造力

・表現力

 

などで「生きる力」や「人間力」と言われているものです。

 

一方、数字を使った数学的な能力や文字を使った国語的な知識などは認知能力(IQ)で表します。認知能力と非認知能力、これらが人間の知能・知性に及ぼす影響とはどのようなものなのでしょうか。

 

■非認知能力を調べた有名な調査

プリンストン大学やコロンビア大学などで研究者としてキャリアを重ね2000年ノーベル経済学賞を受賞したジェームス・ヘックマンが、アメリカ・ミシガン州の貧困家庭を対象に1960代から現在まで続けている調査を以下で紹介します。

 

3歳児を2つのグループに分け、それぞれにA子ども主体の遊びによる質の高い集団保育を経験(非認知能力)B読み書き計算などのIQを伸ばす教育保育を経験(認知能力=IQという保育環境を用意します。

 

■結論は…

その後最初の調査対象だったこどもが40歳になった頃から注目すべき結果が出始めました。それはAのグループの方がBのグループに比べ、就学後の学力、高校卒業率、持ち家率、平均所得、離婚率、犯罪率、生活保護受給率などで好ましい結果を示したのです。ただし、両者のIQに差は出ていませんでした。

 

つまりIQ教育ではIQも幸福度も特段高まることはなく、非認知能力教育ではIQにおいて遜色なく、その上人生全体のキャリアや幸福度を押し上げるという結果だったのです。

 

■子どもにとって本当に大切な教育とは

これを受け、現時点では幼児教育で差が出るのは、読み書き計算のような「認知能力」ではなく、やり抜く力・自尊心・社会性のような「非認知能力」であると結論付けられています。

そしてこのような非認知能力の根源は何かというと、「子ども主体の遊び」です。これを実現する質の高い保育は、個人の人生のキャリアや幸福度だけでなく社会全体へ高い効果を与えることが証明されました。これまで「預ける」ことが主目的であった幼稚園や保育園での幼児教育の重要性に対し大変注目が集まっているのです。

 

■次回は…

非認知能力、皆さんはご存知でしたか?これまで人間の手で行ってきたことはほとんどが機械に取って代わられます。歴史を紐解けば解るように、時代時代に合った教育を受けた人こそが本当の意味で豊かな人生を歩めるのです。定額制おもちゃレンタルサービスTOYBOX次回の記事はこの非認知能力を子育てにどう繋げていくのかについて紹介したいと思います。お楽しみに。【記事:岩瀬佑実】

 


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