言葉の発達(1)

1歳を過ぎてくると少しずつ赤ちゃんとのコミュニケーションがとれるようになってきて、大変な子育ても癒される瞬間が増えてきます。そして周りの子どもとつい発達を比べてしまうのもこの頃です。言葉の発達はコミュニケーションに大きく関わる分、少しでも遅れを感じたら不安になってしまうこともあるでしょう。今回は言葉の発達についてと、遅れを改善するコツを2回に渡って紹介していきたいと思います。

 

 

 

■ポイント1

話しかけていない

 

生後1年ほどは赤ちゃんから話しかけてくることはありませんよね。こちらから話しかけても笑ってくれることはありますが受け答えはできないでしょう。何となく一方的に一人で話しかけることを苦手と感じていませんか?実は周りの大人が話しけるというのは子どもにとって言葉を覚えるのにとても有効なんです。反応がななくてもなるべく沢山話しかけて笑いかけてあえてください。反応がなくても心の中ではコミュニケーションがとれていますよ。まずは見えているものを言葉にしましょう。「木が揺れているね」「今日は寒いね」などで構いません。そしてこれからすることを口にします。「オムツ替えるね」「そろそろお出かけしようか」。それから赤ちゃんが感じていることも代弁してあげてください。「うんちが気持ち悪くて泣いていたの?」「ミルクがおいしいね」などです。こうしたコツを意識すれば子どもとの関わりの中で話しかける機会が増えてくるのではないでしょうか。

 

 

■ポイント2

その子の性格

 

大きくなると子どもそれぞれの性格が表れやすいですが、実は生まれてすぐの頃から赤ちゃんにも性格があるんです。抱っこされて泣いてしまう子は恥ずかしがり屋の性格。ミルクの温度に敏感な子はこだわりの強い子と言えるでしょう。実はこういった性格は言葉の発語にも大きく影響します。

例えば上手に発音できるようになるまで口に出したくない性格の子がいます。沢山練習して上手になってから表に出したいタイプです。実は大人の言っている事をほとんど理解しているし頭の中では色々な言葉をつぶやいていても、あえて口には出さないのです。こういった子は一度話し始めると堰を切ったように沢山の言葉が出てきて両親を驚かせたりします。

 

それから発音が未熟だとしても思いついたらすぐ口にする性格の子もいます。先の子とは正反対で、あまり発音がうまくなくてもどんどんしゃべろうとする子です。大人が理解していない様子でも気にせずどんどん喋りかけてくれます。こうして喋り続けるなかで少しづつ発音が上手になっていきます。

 

また単純に恥ずかしくて喋るのが苦手という子ももちろん沢山います。あまり話してほしいプレッシャーを出し過ぎずにかかわってあげてください。

 

 

 

■ポイント3

親と十分過ぎるほどコミュニケーションがとれている

 

実は赤ちゃんとの付き合いが上手なお母さんだからこそ、子どもの言葉の発達が遅れてしまうことがあります。それは言葉を使わなくてもすべてお母さんが分かってくれて不自由がないためです。やはり必要に迫られて言葉を覚えていくというパターンもよくあるのです。子どもとのコミュニケーションがとれているというのはもちろんいいことなのですが、言葉の発達に限っては送らせてしまうこともあります。こういった場合は親ほどコミュニケーションがとれない人との環境に子どもの身を置くようにすると変化が生まれることがあります。例えば祖父母に預けるというのはいかがでしょうか。毎日欠かさずお世話をしてきた親御さんにとっては子どもと離れることに抵抗があると思いますが、かわいい子には旅をさせよです。思い切っておじいちゃんやおばあちゃんに1時間でも面倒を見てもらってください。このような時間を確保するようになると、なかなか祖父母とのコミュニケーションがうまくいかず、思ったことを伝えられないことからお子様自身も努力して言葉をひねり出すようになります。