赤ちゃん返りの対応(1)

下に兄弟ができることは、親の死と同じ程のストレスを感じる。とまで言われている上の子の赤ちゃん返り。新たに生まれた家族で家の中は更ににぎやかになりますがどうしても乗り越えないといけないのが赤ちゃん返りです。少しづつ身の回りのことができるようになったのに、何もしてくれなくなることも。優しくし過ぎると甘やかしている感じもするし厳しく接しても何も状況は変わらない。ここでは赤ちゃん返りの対処法について紹介していきます。

 

■赤ちゃん返りの原因

赤ちゃんことを直接悪く言ったり乱暴をしたりしていなくても、上の子は生まれた赤ちゃんが原因でワガママを言ってしまいます。なぜこれまで素直にできていたことができなくなるのでしょうか。それは赤ちゃんに移った親の関心を戻すためなのです。それで今までできていたこともできなくなってしまいます。それはただ一つ、自分も赤ちゃんのようにかまってほしいという思いが原因です。今まで自分に向いていた親の関心が赤ちゃんにいってしまうことが悲しく、また自分に注目してほしいと思って、でも上手く表現できずにワガママを言ってしまうのです。

 

 

■赤ちゃん返りの例

1歳代では赤ちゃんに戻ったようなふるまいをすることが多いです。おっぱいを飲みたいと言ったりできていた身の回りのことが急にできなくなってしまいます。2歳以降では、いたずらをしたり全部やってほしいと言ってくることが多いです。赤ちゃん返りは2~3歳に起きやすいと言われています。

 

・スキンシップを求めてくる

ベタベタくっつく、抱っこをせがむ、おっぱいを欲しがるなど

 

・何もできない

着替えをやってと言う、自分で歩けていたのにベビーカーに乗りたがるなど

 

・わがままが増える

○○がしたい!が増える、大人同士の会話を嫌がる

 

・機嫌が悪い頻度が増える

暴力的になる、泣きじゃくるなど

 

・睡眠に支障がでる

寝たがらない、夜泣きする

 

 

 

■赤ちゃん返りはいつまで続く?

短いと1か月、長いと1年ほどかかるケースも。平均すると半年くらいと言われています。自分の置かれた環境に慣れるにはやはり時間が必要です。早く赤ちゃん返りが終わってほしくでも親の方は余裕を持って長い目で接しましょう。

 

 

 

■赤ちゃん返りの対応①

「怒らない」

赤ちゃん返りはパパやママに迷惑をかけたい!と思っているのではなく、自分に構ってほしい、と思っているだけです。「お兄ちゃんでしょ」「恥ずかしいよ!」などという言い方は上の子を傷つけてしまい、心を閉ざしてしまう危険性があります。頭ごなしに叱るようなことは避けましょう。

 

■赤ちゃん返りの対応②

「要求することにはなるべく応えてあげる」

要求に応えることは甘やかしに繋がり、子どもにとって良くないのではないかと考えてしまいがちですが、スキンシップにはなるべく応えてあげてください。何と言葉をかけていいかわからい場合も、抱きしめたり頭を撫でてあげるだけでいいのです。どんなに大きくなっても子どもにとってスキンシップは一番の精神安定剤といえるでしょう。葉がまだ分からない1歳の子でも身の回りのことがほとんど自分でできてしまうような年長さんでもスキンシップの喜びは同じです。大きいからとスキンシップをしないのではなく、同じように肌と肌の触れ合いを大切にしてください。

 

身体的にはできることを今は精神的にできない、ということであれば少しだけ手伝っても構いません。一方自分でやろうとしていることまでやってしまうことは過保護過干渉であり、いわゆる甘やかしであると考えてください。あくまでも求められた場合だけです。