集中力の高め方(2)

集中力、一言でそう言っても大人と子どもでは集中できる時間にも差があります。例えば大人が集中できる時間は15分といわれています。ここに休憩を上手にはさむことで一度に90分間まで集中は持続させられると言われています。

一方子どもの場合はどうでしょうか。幼児は年齢+1分と言われています。つまり2歳であれば3分間、3歳であれば4分間集中力を保つことができるのが一般論ということです。これに比べ極端に集中できる時間が短い子どもは一度集中力について考え直してみるといいかもしれません。生活の中で意外なところにその原因があるのかもしれません。集中力が養われるのは7歳までの時期と言われています。家庭での物的な環境や親とのかかわり方が重要になってきます。ここでは子どもの集中力を高める方法、また集中力を低下させてしまう原因について紹介します。

 

 

■朝ごはんを食べていない

朝食を抜くと、最後の食事から12時間以上空き、低血糖や低体温状態にになりやすいです。これらが進行すると空腹感がなくてもソワソワして落ち着いて座っていられなくなり、それが習慣化すると集中力の低い子どもになってしまいます。やはり3食を規則正しい時間に食べることは健康面だけでなく、集中力という意味でも重要なのです。

 

 

■十分な睡眠の確保

睡眠時間は集中力に大きく影響しますセロトニンが低下することでイライラや集中力の低下の原因になってしまうのです。21時~22時の間には布団に入れるように逆算してお風呂やご飯を用意しましょう。またクラシックや波の音、鳥の声などは心身をリラックスさせる効果をもちます。ごく小さな音量で就寝時に耳にするとリラックスができ、より充実した休息をとれるでしょう。

 

■メリハリのある生活リズム

食事中のテレビや遊びながらのオヤツなど、「ながら」は集中力を低下させる原因になってしまいます。この時間が何をする時間という習慣を覚え、生活にリズムをもたせてください。

 

 

■外遊びも集中力を高める

室内でおもちゃを使い細かな遊びをするのもいいのですが、実は外でたくさん体を動かすことも大変重要です。運動は体を動かすことで脳が刺激を受け、集中力を高めることができます。外遊びと室内での遊び、どちらも集中力にとっては大切なトレーニングになるのです。

 

 

■木のおもちゃで遊ぶ

積み木などの木製のおもちゃは集中力を養うのに最適です。電気制御のおもちゃと違い自分で考えながら動かさないと遊べないため、自発的に思考する習慣を育み、慎重に気を積み上げる作業が集中力を高めます。

 

 

集中力を高めるといっても特別な学習や勉強を沢山する必要はありません。一番大事なことは強制しないこと、子どもの自主性を尊重することです。子ども自身がやりたいことに没頭し、生活をする上で必要な身の回りのことを自分でできるようになる。この2点だけで十分なのです。うまくできた時はしっかりと褒めてあげ達成感を感じさせてあげることでさらに効果は増幅します。それと並行して家庭内の整理整頓や夫婦の関係も見直してみて下さい。立ち止まって改めて考えてみると、きっと毎日を大切にしたくなるはずです。